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キャリック新監督、マンUの夏の補強計画:エデルソン合意間近、ラッシュフォード復帰の可能性も

2026.06.11

マイケル・キャリックがマンチェスター・ユナイテッドの正式な新ヘッドコーチに就任し、クラブは野心的な夏の移籍市場に臨もうとしている。チャンピオンズリーグ出場権を確保したユナイテッドは、複数ポジションの強化を計画しており、特に中盤の再建が急務となっている。

アタランタMFエデルソン獲得交渉——キャリック最初の補強

Michael Carrick
Michael Carrick
Ardfern / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

見どころ: キャリック体制下での最初の正式補強として、アタランタのブラジル代表MFエデルソン(Ederson)の獲得交渉が大詰めを迎えている。

2026年5月28日付けのBBCスポーツの報道によれば、移籍金は保証額3500万ポンド、アドオン含む上限は最大3800万ポンドとされており、両クラブ間の合意は間もなくまとまる見通しだ。成立すれば、マンUは2006年にキャリック本人をトッテナムから獲得して以来、中盤への投資総額が単純計算で約5億8000万ポンドに達することになる(BBC Sport)。

エデルソン獲得の背景にあるのは、カゼミーロの退団だ。34歳のブラジル代表は6月30日に契約満了を迎えてクラブを去る。また、昨夏PSGから4250万ポンドで加入したウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテも、4月以降は全くプレータイムを得ておらず、来季の残留が疑問視されている。コビー・メイヌーが唯一の経験豊富な中盤選手として残るなか、補強は不可欠な状況だ(BBC Sport)。

エデルソンはアタランタで守備的・攻撃的な役割を柔軟にこなせる選手として知られており、プレミアリーグへの適応力も高いと評価されている(Sky Sports)。

ハイデン・ハックニー獲得要求——”次世代デクラン・ライス”

Barcelona
Barcelona
Hockeyjunkie10 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

注目の狙い: エデルソンだけでなく、キャリックはINEOSに対してミドルズブラのMFハイデン・ハックニーの獲得も強く要求しているという。Football365は6月4日付けで、ハックニーが「次のデクラン・ライス」と位置づけられていると報じており、守備的かつ前に出られるボックス・トゥ・ボックス型の中盤として注目されている(Football365)。

マンUは今夏の予算について、チャンピオンズリーグ出場権獲得によるボーナス収入を原資に、エデルソンを含む少なくとも4選手の補強を目指しているとされる。スカイ・スポーツは、キャリックが求める補強としてMF2名に加え、左バックと左ウィングも優先リストに挙げていると伝えている(Sky Sports)。

マーカス・ラッシュフォードド、ユナイテッド復帰の可能性

見どころ: バルセロナにローン移籍中のマーカス・ラッシュフォードドについて、キャリック監督は復帰の可能性を完全に否定しなかった。ESPNの報道によると、キャリックはラッシュフォードの将来についてオープンな姿勢を示しており、バルセロナでの動向次第では来夏以降の選択肢として残り得る(ESPN)。

Transfermarktのデータでは、ラッシュフォードは2025-26シーズン、バルセロナへのローン移籍として記録されており、ユナイテッドとの契約関係はまだ続いている。

マンU夏の補強全体像

今夏のユナイテッドの動きを整理すると以下のようになる。

  • 退団: カゼミーロ(契約満了)、ラスムス・ラスムス・ホイルンドド(ナポリへ移籍金4400万ユーロ)
  • 獲得済み(昨季): マテウス・クーニャ(ウォルバーハンプトンから7420万ユーロ)、ベンジャミン・セスコ(ライプツィヒから7650万ユーロ)、ブライアン・ムブエモ(ブレントフォードから7500万ユーロ)
  • 今夏の優先補強: エデルソン(中盤)、ハックニー(中盤)、左バック、左ウィング

Football365は5月15日の時点で、キャリックが監督としての個人最高移籍金記録を更新する一人として名前を挙げており、クラブの投資規模は相当なものになると予測していた(Football365)。

今節のポイント

マイケル・キャリック体制のマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ3位フィニッシュとCL出場権確保という好成績を受け、本格的なスカッド再建に乗り出した。まずはエデルソン獲得でカゼミーロ後継問題に着手し、そこにハックニーを加えて中盤を厚くする計画だ。ラッシュフォードの処遇も含め、今夏のオールド・トラフォードは目が離せない動きが続く。


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編集長 · 戦術担当