ジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリードの監督に正式就任することが決定した。ベンフィカがリリースを発表し、マドリードが1500万ユーロ(約1700万ドル)の違約金を支払ったことを公式に確認。フロレンティーノ・ペレスの会長再選を経て、「スペシャル・ワン」が銀河系クラブに帰還する舞台が整った。
モウリーニョのレアル・マドリード復帰:違約金1500万ユーロで正式合意

Joop van Bilsen for Anefo / Wikimedia Commons (CC0)
背景と経緯: ベンフィカは、レアル・マドリードがモウリーニョの契約解除条項(違約金条項)を行使したことを公式声明で認め、その金額が1500万ユーロ(約1700万ドル)であることを明らかにした。(ESPN)
モウリーニョのマドリード復帰は、フロレンティーノ・ペレスの会長選勝利と不可分な関係にあった。ガーディアンの報道によれば、ペレスは2026年6月7日の選挙で20年ぶりとなるクラブ選挙を圧勝し、対立候補エンリケ・リケルメを退けた。(The Guardian) 選挙結果が確定したことで、ペレスが推進していたモウリーニョ招聘計画が即座に動き出した形だ。
モウリーニョにとってレアル・マドリードは2010〜13年に指揮した古巣であり、在任中にリーガ・エスパニョーラ優勝を含むタイトルを獲得している。ベンフィカでは直近のシーズンを過ごし、今回の違約金条項行使によりポルトガルを離れることになった。
注目ポイント: 1500万ユーロという違約金は、現役の監督の引き抜きにかかるコストとしては異例の大きさであり、マドリードがいかにモウリーニョ招聘を優先していたかを物語る。ペレス会長のもと、クラブは新たなサイクルを「スペシャル・ワン」とともにスタートさせる。
フロレンティーノ・ペレス会長再選とモウリーニョ招聘の連動

Hilmi Hacaloğlu / Wikimedia Commons (Public domain)
選挙結果の意味: ペレスの圧勝は、モウリーニョ就任計画を止める唯一の障壁が取り除かれたことを意味した。対立候補のリケルメはこの人事に否定的な立場を取るとみられており、選挙結果次第では構想が白紙になる可能性もあった。(ESPN)
選挙は20年ぶりの本格的な争いとなったが、ペレスは圧倒的多数の会員票を獲得して信任を得た。会長続投が確定した直後、ベンフィカへの違約金支払いが動き出したことは、今回の就任劇がいかに選挙結果に連動していたかを示している。(The Guardian)
今節のポイント
モウリーニョのレアル・マドリード復帰は、ペレス会長の再選という政治的条件が整ったことで一気に実現した。ベンフィカへの1500万ユーロという多額の違約金支払いは、マドリード側の並々ならぬ本気度を示している。2010〜13年以来となる「スペシャル・ワン」のベルナベウ復帰は、来シーズンのラ・リーガ、そしてチャンピオンズリーグの勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めており、世界中のサッカーファンが固唾を飲んで新体制の始動を見守っている。
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