フランス代表のディディエ・デシャン監督が、バイエルン・ミュンヘンに所属するミカエル・オリーズの去就に言及し、注目を集めている。2024年夏にクリスタル・パレスから約4,500万ポンドでバイエルンへ移籍した24歳のウインガーが、今夏の移籍市場でチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドをはじめとするプレミアリーグ勢の標的として再び浮上しつつある。
ミカエル・オリーズのバイエルン移籍の経緯

Biser Todorov / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)
バイエルン移籍を選んだ理由: 2024年夏、オリーズはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなど複数のプレミアリーグクラブからのオファーを退け、バイエルン・ミュンヘンへの移籍を決断した。移籍金は固定部分で約4,500万ポンド、ボーナス込みで最大5,000万ポンドとされている。(90min)
選択の背景: オリーズは周囲から「緻密な意思決定者」と評されており、すべてのオファーを比較した上でバイエルンを選んだとされる。チャンピオンズリーグへの継続的な参加とタイトル争いが、フランス代表定着への最善の道と判断したためだ。ユーロ2024のメンバーから外れた悔しさをバネに、2026年W杯での代表復帰を強く意識していた点も大きい。また、バイエルンがパリ五輪への参加を許可したことも、移籍先決定の後押しになったという。(90min)
国籍問題: オリーズはロンドン生まれで、ナイジェリア人の父とフランス系アルジェリア人の母を持ち、フランス・イングランド・ナイジェリア・アルジェリアの4カ国で代表資格を持つ。ユーロ2024でデシャン監督に招集されなかった際、当時のイングランド代表監督ガレス・サウスゲイトがオリーズに注目していることを公言した経緯もある。ただしオリーズ自身はフランス代表でのプレーを望んでいる。(The Standard)
デシャン監督の発言とフランス代表への影響

Werner100359 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
デシャンのコメント: フランス代表監督ディディエ・デシャンは、オリーズがバイエルンに留まるべきか環境を変えるべきかについて「オリーズ自身がよく分かっているはずだ」と述べ、選手の判断を尊重する姿勢を示した。この発言は、オリーズの移籍の可能性を示唆するものとして欧州メディアで広く取り上げられている。
W杯へのモチベーション: 2026年W杯はフランス代表にとって次なる大目標であり、オリーズにとっても代表定着の絶好のチャンスだ。ユーロでの落選から一転、パリ五輪での活躍で存在感を示したオリーズが、どのクラブ環境で2026年に向かうかが代表選出にも直結すると見られている。(ESPN)
プレミアリーグ復帰の可能性
バイエルン移籍からわずか1年でのプレミアリーグ回帰が取り沙汰されており、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドは昨夏に続き再び関心を持っているとされる。オリーズはバイエルンと2029年まで契約を結んでいるため、移籍が実現するとすれば相応の移籍金が必要となる。デシャン監督の発言がオリーズ自身の去就判断にどう影響するかも、今夏の移籍市場の焦点の一つとなりそうだ。
今節のポイント
- オリーズは2024年夏に約4,500万ポンドでバイエルンへ移籍し、契約は2029年まで
- デシャン監督が「環境を変えるかどうかはオリーズ自身が最もよく分かっている」と言及し、移籍報道が再燃
- チェルシー・マンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグ勢が再び関心を示しているとされる
- 2026年W杯でのフランス代表定着を目指す上で、どのクラブ環境を選ぶかが重要な分岐点となる
- フランス代表の主力を揃える中でのオリーズの位置づけが、今後の去就議論にさらに影響を与える見込み
情報源
- Why Michael Olise chose Bayern Munich instead of Chelsea, Man Utd and others – explained – 90min
- France fix issues in Nations League. Up next: World Cup? – ESPN
- Michael Olise: Gareth Southgate reveals England are keeping tabs on Crystal Palace winger after France snub – The Standard
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