マンチェスター・シティの司令塔ベルナルド・シルバが今夏の移籍市場で最も注目される選手の一人となっている。契約が2026年6月末で満了し、事実上フリーでの退団が確定している中、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、ベンフィカが獲得競争に名乗りを上げた。本人は「バルセロナは選択肢のひとつだが、まだ最終決定は下していない」と明言しており、行き先は依然として混沌としている。
ベルナルド・シルバの去就問題

Like tears in rain / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
今夏の状況: シルバのシティとの契約は2026年6月30日をもって終了することがTransfermarktのデータでも確認されており、新たな契約延長の話は出ていない。31歳のポルトガル代表MFは、2017年にモナコから加入して以来ペップ・グアルディオラのシステムの中心を担い続けてきた存在だ。
今シーズン(25/26)は全コンペティション合計53試合に出場し、3ゴール5アシストを記録。プレミアリーグでは全38試合フル稼働し、チームを牽引した。また、カラバオ杯とFAカップの両決勝でフル出場してキャプテンとしてトロフィー獲得に貢献している。ただしリーグ戦ではアーセナルに首位の座を明け渡す形でタイトルを逃した。
移籍先候補: ESPNの報道によれば、バルセロナとレアル・マドリードの両クラブにシルバ獲得のオファーが届けられていた経緯がある。その後、バルセロナが最も積極的な候補として浮上し、ESPNの別報道ではバルサが「リアル・オプション(real option)」であると関係者筋が明かした。アトレティコ・マドリードとポルトガルの古巣ベンフィカも強い関心を示しているという (ESPN)。
本人の発言と決断の時期: ファブリツィオ・ロマーノが伝えたシルバ自身のコメントは「バルセロナは選択肢のひとつだが、最終決定はまだ行っていない。多くの選択肢がある」というものだった。エバニング・スタンダードの報道によると、当初はワールドカップ前に行き先を決めると見られていたが、代理人ジョルジェ・メンデスを通じて、今夏のW杯(カナダ・メキシコ・アメリカ開催)終了後まで判断を先送りにする方針が伝えられた (The Standard)。
シルバはW杯ポルトガル代表でも中心的役割を担う見込みで、グループKでDRコンゴ、ウズベキスタン、コロンビアと対戦。グループステージ最初の2試合はテキサス州ヒューストン、最終節はフロリダ州マイアミで行われる予定だ。
シティでの軌跡と退団の背景

Delatorre / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)
90minの報道でも指摘されているように、シルバはここ数シーズンにわたってたびたびシティ退団への意欲を示してきた。チームの大型スカッド再建を公然と求めたこともあり、今季のシティが苦しんだ苦難のシーズンが彼の退団決意を固めたとも言われる。同クラブではケビン・ケビン・デ・ブライネも退団する見通しで、黄金期を支えた2枚の柱が同時に去る可能性がある (90min)。
Transfermarktの現在の市場価値は2200万ユーロとされており、フリーエージェントとして獲得できる点がバルセロナやアトレティコにとっての大きな魅力だ。
今節のポイント
ベルナルド・シルバのケースは、今夏移籍市場の最大の焦点のひとつとなっている。バルセロナが最有力候補に挙げられているものの、本人はワールドカップ後まで結論を出さない方針を取っており、各クラブは長期戦を強いられる。フリー移籍で獲得できる31歳の実力者を巡る争奪戦は、今夏のサッカー界で最も目が離せないドラマになりそうだ。
情報源
- Bernardo Silva a ‘real option’ for Barcelona amid Atlético, Benfica interest – ESPN
- Transfer rumors, news: Real Madrid, Barcelona offered Bernardo Silva – ESPN
- Bernardo Silva – Latest News, Transfer Rumours & Opinion – 90min
- Will Bernardo Silva join Real Madrid? – Rumour mill – Transfermarkt
- Man City star ‘makes transfer decision’ amid Barcelona and Atletico Madrid interest – The Standard
関連商品・グッズ
※リンクはアフィリエイト広告を含む場合があります