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ラッシュフォード、移籍金4000万ポンドでバイエルンが合意へ——ユナイテッドの去就最新情報

2026.06.17

バルセロナへのローン期間が終了したマーカス・ラッシュフォードドの次なる行き先が、ついに絞られてきた。マンチェスター・ユナイテッドが設定した4000万ポンド(約340億円)の売却希望額に対し、バイエルン・ミュンヘンがその金額を受け入れる姿勢を示しており、ワールドカップ開催中の今この瞬間も移籍交渉が動いている。

ユナイテッドの売却条件と国内ライバルクラブへの制限

Rashford
Rashford
Ardfern / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

売却希望額: £40m(約340億円)

リリース条項の適用外クラブ: リバプール、マンチェスター・シティ

ユナイテッドはラッシュフォードの売却希望額を4000万ポンドに設定している。ただし、契約に盛り込まれたリリース条項はリバプールやマンチェスター・シティといった国内ライバルクラブには発動できない仕組みとなっており、プレミアリーグ内での移籍は事実上困難な状況だ。(ESPN)

クラブ側はラッシュフォードの去就に対して過度に焦ることなく冷静な姿勢を保っており、バルセロナ以外のクラブからのオファーにも門戸を開いていると伝えられている。(ESPN)

バルセロナでの復活と「誤算」——買取オプション不行使の衝撃

ラッシュフォードは2025年7月、アストン・ビラへの短期ローンを経てバルセロナへ1年間のローン移籍を敢行。買取オプション額は約2600万ポンドに設定されていた。

バルサでの活躍は目を見張るものがあった。ラ・リーガ32試合に出場して8ゴール9アシストを記録し、チームのリーグ優勝に貢献。全大会合算では14ゴール14アシストという数字を残し、ハンジ・フリック監督の信頼を勝ち取った。(Football365)

これほどの実績を残しながらも、バルセロナは夏の完全移籍を見送る決断を下した。選手の高額給与やクラブの財政事情、さらには他の補強優先度が重なったことが背景にある。バルセロナが2600万ポンドという「バーゲン価格」でラッシュフォードを永久移籍させないという判断は、同選手にとって新たな移籍市場での競争を生む結果となった。(The Guardian)

バイエルン・ミュンヘンが4000万ポンドに合意意向——交渉の現状

最有力の移籍先として浮上しているのがバイエルン・ミュンヘンだ。クラブはユナイテッドが提示した4000万ポンドの評価額を受け入れる意向があると報じられており、交渉に突破口が生まれつつある。(Football365)

Transfermarktの最新評価額(2026年6月5日更新)もユナイテッドの要求額と同額の4000万ユーロを示しており、今回の売却希望額が市場相場と一致していることが裏付けられる形だ。ピーク時には8500万ユーロまで評価されていた選手が、紆余曲折を経てその半値以下に落ち着いた現状は、近年のユナイテッドでの不振を物語っている。(Transfermarkt)

なお、ラッシュフォードのユナイテッドとの契約は2028年6月まで残っており、クラブは急ぐ必要こそないが、ワールドカップ中に進む交渉の行方が今夏の最大の焦点となっている。

今節のポイント

ラッシュフォードをめぐる移籍劇は、ユナイテッドの財政再建戦略とも深く絡んでいる。4000万ポンドの獲得はクラブにとって重要な資金源となり得る一方、バルセロナでの復活劇が証明した通り、選手自身のキャリア再生は本物だ。バイエルンとの交渉が進展すれば、ワールドカップ後には移籍が正式発表される可能性も十分ある。リバプールやシティへの移籍が制限されている以上、欧州への流出が現実的な選択肢であり、バルセロナを経由したラッシュフォードのブランド価値回復が、最終的にユナイテッドの売却条件を有利に働かせる形になりそうだ。


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