マンチェスター・ユナイテッドが今夏の補強ターゲットとして、エバートンのフォワード、イリマン・ンジャイェに白羽の矢を立てた。ルベン・アモリムに代わり1月から指揮を執るマイケル・キャリックが攻撃陣の強化を急ぎ進める中、エバートンがユナイテッドへの売却に向けた移籍金を設定したことで、この交渉が本格的な動きを見せ始めている。
イリマン・ンジャイェ獲得交渉の現状

Pete from Liverpool, UK / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
見どころ: ユナイテッドの第一ターゲットはアストン・ビラのモーガン・ロジャーズだが、その獲得が難航した場合の代替選手として、ンジャイェが有力候補として浮上している。
ンジャイェのプロフィールと移籍の背景: 2000年3月6日生まれの26歳、セネガル代表フォワードであるンジャイェは、2024年7月にマルセイユから約1,690万ポンドでエバートンに加入した選手だ (The Guardian)。加入前のシェフィールド・ユナイテッド時代には2022-23シーズンに14得点を挙げ、マルセイユでも46試合に出場するなど着実にキャリアを積み上げてきた。今季(2025-26)のプレミアリーグでは32試合フル出場で6得点3アシストという数字を残している (ESPN)。
ユナイテッドの関心と戦略: キャリックが1月に就任してからチームをチャンピオンズリーグ圏内へと押し上げ、来季はより過酷な日程が見込まれる。そこで攻撃陣の厚みを増すべく補強を加速させており、アタランタのMFエデルソンを3,500万ポンドで獲得する交渉も進んでいるとされる。ンジャイェはロジャーズに次ぐ攻撃的な選択肢として、同クラブのサマー・ショートリストに名前が挙がっている (The Standard)。
エバートン側の立場: リバプール・エコーの報道によれば、エバートンはンジャイェをユナイテッドへ放出するにあたっての移籍金額を設定済みとされる。ただし、エバートンにとってもンジャイェは今季主力として活躍した選手であり、クラブが容易に手放すかどうかは依然不透明な部分が残る。
ンジャイェ争奪戦のポイント
ユナイテッドの選択肢: ンジャイェはあくまでロジャーズ獲得失敗時のバックアッププランという位置づけだ。ユナイテッドがロジャーズ獲得に失敗した場合、エバートンが提示する移籍金を受け入れられるかどうかが交渉の鍵を握る。チャンピオンズリーグへの復帰が視野に入る中、ユナイテッドが攻撃陣のデプスを充実させたいという意図は明確だ (The Standard)。
複数クラブの争奪戦: ユナイテッドだけでなく、複数クラブがンジャイェへの関心を示しているとも伝えられており、交渉が長引く可能性もある。エバートンとしては相応の対価を得られる形で売却するか、あるいは引き留めてクラブの核として起用し続けるかの判断が問われることになる。
今節のポイント
マン・ユナイテッドはキャリック新体制のもとでチャンピオンズリーグ出場権を確保しつつあり、夏の補強は複数のポジションにわたって進められている。攻撃面ではモーガン・ロジャーズが第一候補だが、イリマン・ンジャイェという実力派のセネガル代表フォワードが代替案として控えているのは心強い。エバートンが設定した移籍金の額次第では交渉が一気に動く可能性もあり、今後の展開から目が離せない。
情報源
- Everton sign forward Iliman Ndiaye from Marseille for £16.9m – The Guardian
- Everton transfer news: Iliman Ndiaye joins from Marseille – Sky Sports
- Everton transfer news: Toffees agree fee for Marseille’s Iliman Ndiaye – Sky Sports
- Iliman Ndiaye – Everton Forward – ESPN
- Transfer rumors, news: Man United scouting Diomande, Ndiaye – ESPN
- Man Utd plot bid for Everton star as new transfer strategy revealed – The Standard