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マンUがマテウス・フェルナンデス獲得へ、ウェストハムの要求額は8000万ポンド

2026.06.10

マンチェスター・ユナイテッドが今夏の移籍市場でウェストハムの21歳ポルトガル代表MF、マテウス・フェルナンデスの獲得に向けて本格的に動き出した。ウェストハムが8000万ポンドの価格設定をしているなか、ユナイテッドはより低い金額での取引成立を目指している。マンチェスター・シティやアーセナル、パリ・サンジェルマンも争奪戦に加わっており、移籍市場最大級の争いに発展しつつある。

マテウス・フェルナンデス争奪戦の全容

Fernandes West
Fernandes West
Ardfern / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

見どころ: 21歳のポルトガル代表MFをめぐるプレミアリーグ内での争奪戦が激化しており、フェルナンデス本人がマンUを「第一希望」と見なしているとも伝えられる。

ウェストハムの状況: 降格クラブとして財務規制への対応が急務となるウェストハムは、フェルナンデスを8000万ポンドで評価している。内部では「今後1〜2年で世界最高の選手の一人になり得る」との見解も持っているとされ、簡単には手放さない姿勢だ。一方で、クラブ全体で1億ポンド超の選手売却が必要な状況にあり、現実的な売却交渉には応じる構えを見せている (The Standard)。

フェルナンデスのプロフィールと今季成績: 昨夏にサウサンプトンから3800万ポンドで加入した同選手は、降格という厳しい環境のなかにも関わらず今シーズン40試合出場で5ゴール4アシストを記録。ポルトガル代表デビューも果たしたが、ロベルト・レバンドフスキ・マルティネス監督による2026年ワールドカップのメンバーからは外れている (The Standard)。

マンUの動き: ユナイテッドはすでにフェルナンデスの代理人と接触を図っており、8000万ポンドの価格設定に対して5000万ポンド程度での決着を目指していると報じられている。今夏の中盤補強では当初2名の獲得が想定されていたが、カゼミーロの退団やマヌエル・ウガルテの放出方針が固まったことで、計3名の中盤選手獲得が現実的な選択肢になってきた。アタランタのMFエデルソンの3500万ポンド移籍はすでに合意に達したとされており、フェルナンデスはその次の狙いと目されている (Football365)。

マンUの資金調達: ユナイテッドはグリーンウッドのフェネルバフチェへの移籍(マルセイユが約4750万ポンドで売却する見通し)で、2024年に設定した40%の売却益条項により約1900万ポンドの収入を見込んでいる。また、ラスムス・ラスムス・ホイルンドドのナポリへの完全移籍(3800万ポンド)も確定し、資金面の下地は整いつつある (The Standard)。

選手側の意向とライバルクラブの動向

フェルナンデス本人がユナイテッドを移籍先の「第一希望」としているとの報告が上がっており、これはシティを含む他クラブにとって大きな痛手となっている。チャンピオンズリーグ決勝進出クラブであるアーセナルとPSGの名前も浮上しており、交渉は長期化する可能性もある (Football365)。

なお、マイケル・キャリック監督率いる新体制のユナイテッドにとって、フェルナンデス獲得は中盤の質と層の厚みを同時に改善する狙いがある。カゼミーロの週給35万ポンドという高額給与が6月30日付で消滅することも、財務的な追い風となる。

今節のポイント

  • ウェストハムはフェルナンデスを8000万ポンドで評価しているが、ユナイテッドは5000万ポンド近辺での交渉を模索している
  • 選手本人がユナイテッドを第一希望としているとされ、マンCにとっては痛手
  • アーセナル・PSGも名乗りを上げており、交渉は多方向に展開する見込み
  • エデルソン(アタランタ)の移籍合意、ラスムス・ホイルンドドの売却収益、カゼミーロ退団による給与削減が資金面を後押し
  • 降格したウェストハムは財務規制対応のため売却に応じざるを得ない立場にあり、最終的な落としどころが交渉の焦点となる

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編集長 · 戦術担当