マンチェスター・シティによるノッティンガム・フォレストのMFエリオット・アンダーソン(23)争奪戦が、いよいよ本格化してきた。シティは6月10日、ファビオ・ロマーノが伝えたように確定額1億600万ポンドに出来高1500万ポンドを上乗せした総額最大1億2100万ポンドの新ビッドを提出。フォレストはこれも拒否したと報じられているが、英国人選手の移籍市場における歴史的な規模の交渉が続いている。
エリオット・アンダーソン — マン・シティの新提示とフォレストの拒否

Mark Anderson / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)
交渉の経緯: シティは段階的にオファーを引き上げてきた。6月3日に最初のビッドをフォレストに提出し拒否された後(BBC Sport)、10日に確定額1億600万ポンド+出来高1500万ポンドという大幅に増額した提案を再提出した。これはアーセナルが2023年にデクラン・ライスを獲得した際の1億500万ポンドを上回る、英国選手史上最高額を狙う数字だ。
フォレストの姿勢: フォレストはシティの提示を満足できる金額とは見ていない。クラブは前シーズン50試合出場・4得点5アシストという充実したシーズンを送ったアンダーソンの手放しに慎重な立場を維持しており、市場価値はさらに高いとの認識だ(Transfermarkt)。
選手の意向と背景: アンダーソンはワールドカップに向けてトーマス・トゥヘル率いるイングランド代表に選出されており、現在はアメリカ・カナダ・メキシコ開催のW杯に向けた準備中。クラブ間の交渉は選手が大会に参加中でも継続して行われている。ベルナルド・シルバの退団によって手薄になったシティの中盤補強において、アンダーソンはペップ・グアルディオラの最優先ターゲットと位置づけられている(BBC Sport)。
マンチェスター・ユナイテッドの参戦と撤退

Mikey from Wythenshawe, Manchester, UK / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
ユナイテッドも一時はアンダーソン獲得に意欲を示していた。ガーディアンは6月8日、クラブの幹部がシティを上回れるとの楽観的な見方をしていたと報じていた(The Guardian)。しかし、ESPNの報道によると、ユナイテッドは高額の入札合戦には参加しない方針を固めたとされる。アンダーソン自身もシティのエティハドに傾いているとの情報が先行しており、ユナイテッドは同時期に別ターゲット(マテウス・フェルナンデスなど)の調査を継続中と伝えられている(ESPN)。
今節のポイント
アンダーソンを巡る交渉は、英国選手の移籍市場において歴史的な規模にまで膨らんでいる。シティが確定額1億600万ポンド+出来高という高額ビッドを提出しても、フォレストがなお拒否しているという事実は、クラブ側の強い保持意志を示している。ワールドカップ期間中も交渉は続くとみられ、大会の結果次第でアンダーソンの市場価値がさらに上昇する可能性もある。シティにとっては、中盤の核を担えるイングランド代表MFの確保は今夏最大の補強テーマであり、フォレストとの水面下の駆け引きはまだしばらく続きそうだ。
情報源
- Man City have opening Anderson bid rejected by Forest – BBC Sport
- Manchester United think they can beat City to £100m-rated Elliot Anderson – The Guardian
- Man United won’t enter Elliot Anderson bidding war with Man City – sources – ESPN
- Forest reject British record £120m bid for Elliot Anderson from Man City – The Telegraph
- Will Elliot Anderson join Manchester City? – Transfermarkt
- Transfer Centre LIVE! – Sky Sports