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リバプール、ムニョス獲得でニューカッスルを逆転——移籍金3000万ユーロ超

2026.06.18

モハメド・モハメド・サラーが今夏アンフィールドを去り、右ウィングの後継者探しが急務となっているリバプール。その補強戦線で、ニューカッスルがほぼ合意寸前まで進んでいたオサスナのウィンガー、ビクトル・ムニョスの争奪戦に割り込み、土壇場でライバルを出し抜いたことが明らかになった。

ビクトル・ムニョス争奪戦——リバプール、ニューカッスルを逆転

選手プロフィール: ビクトル・ムニョス、22歳。バルセロナのカンテラ出身でレアル・マドリードのアカデミーを経てオサスナに加入。左右両ウィングをこなせるアタッカーで、2025-26シーズンは36試合に出場し7ゴール・5アシストを記録した。市場価値は3000万ユーロと評価されている。(Transfermarkt)

交渉の経緯: ニューカッスルはゴールキーパーのエウェン・ジャウエン(ランス、20歳)に続く今夏2人目の補強として、3000万ユーロ超のパッケージでムニョスとの合意間近とされていた。しかしリバプールがFSGの意向のもと問い合わせを行い、最終的にムニョス本人がアンフィールド行きを選択。成立寸前だったニューカッスルとの交渉は土壇場で覆された。(Football365) (Transfermarkt)

なお、ムニョスの古巣レアル・マドリードは売却益の50%を受け取る売却条項に加え、買い戻し条項も保有しているため、移籍の最終的な構造にも注目が集まる。

ニューカッスルの夏——戦略転換と痛い逆転劇

ニューカッスルにとって、今夏はアプローチの変化を象徴するウィンドウになるはずだった。昨夏はアレクサンダー・イサクをリバプールへプレミアリーグ記録となる1億2500万ポンドで売却した後、2億7900万ユーロもの大型補強を敢行。しかしニック・ヴォルテマーデ、アンソニー・エランガ、ヨアン・ウィサらの多くが期待を下回る出来に終わり、クラブはリーグ12位に沈んだ。(BBC Sport) (Transfermarkt)

今夏はスポーツディレクターのロス・ウィルソンのもと、20〜22歳の若手をデータ主導で発掘する方針に転換。「窓が正式に開く前に素早く動く」という姿勢がジャウエン獲得で体現されたが、ムニョスの件では逆にその速さが裏目に出た形となった。(BBC Sport)

リバプールにとっての意味——モハメド・サラー後継問題

アルネ・スロット監督率いるリバプールは、今夏最大の補強課題である右ウィングの確保に向けて複数の候補を並行追跡している。RBライプツィヒのヤン・ディオマンデが最優先ターゲットとされる一方、ムニョスはその「第2の選択肢」として浮上し、最終的にはリバプール行きを自ら選んだことになる。(Football365)

22歳で左右両サイドをこなせる柔軟性と、ラ・リーガで実績を積んできた成長力は、アンフィールドが求めるプロファイルに合致している。モハメド・サラーという偉大な足跡を埋める即戦力と将来性を兼ね備えた補強として、クラブとサポーターの期待は高い。

今節のポイント

今夏の補強戦線で最も動きが速いのはリバプールとニューカッスルであることが、このムニョス争奪戦からも鮮明になった。モハメド・サラー放出という空白を埋めるべく積極姿勢を見せるリバプールが、ニューカッスルの「先行投資」をひっくり返した構図は象徴的だ。一方のニューカッスルは昨夏の失敗を踏まえた若手路線への転換を掲げながら、またも主力候補を持っていかれた痛い経験となった。ムニョスのアンフィールドでのパフォーマンスが問われるのはこれからだが、3000万ユーロ超の投資に見合う活躍を示せるかどうかが、今後の焦点となる。


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