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第5節 結果
Brentford 3 - 0 Chelsea FT Tottenham 2 - 3 Aston Villa FT Everton 1 - 0 Ipswich Town FT Brighton Hove 3 - 0 Arsenal FT Newcastle 2 - 1 Hull City FT Nottingham 0 - 1 Coventry City FT Bournemouth 0 - 1 Liverpool FT Leeds United 0 - 0 Crystal Palace FT Man City 5 - 3 Sunderland FT Fulham 1 - 1 Man United FT Brentford 3 - 0 Chelsea FT Tottenham 2 - 3 Aston Villa FT Everton 1 - 0 Ipswich Town FT Brighton Hove 3 - 0 Arsenal FT Newcastle 2 - 1 Hull City FT Nottingham 0 - 1 Coventry City FT Bournemouth 0 - 1 Liverpool FT Leeds United 0 - 0 Crystal Palace FT Man City 5 - 3 Sunderland FT Fulham 1 - 1 Man United FT
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エルチェ戦で苦戦もムバッペのアシストが逆転劇を演出、マドリーが劇的勝利

2026.09.16

ラ・リーガ第6節、エルチェのホームで行われたレアル・マドリー戦は、一時同点に追いつかれる波乱の展開となった。しかし、アディショナルタイムに途中出場のカルロス・エスピが決勝点を奪い、マドリーが辛くも3-2で逃げ切り。首位争いに踏みとどまった今節を詳しく振り返る。


エルチェ vs レアル・マドリー — ラ・リーガ第6節

Elche
Elche
Ruben Ortega / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

見どころ: 2点リードを守り切れずに追いつかれながらも、途中出場のエスピが連続決勝弾を演じた劇的な試合展開が最大の見どころだ。

注目の対決: ビニシウス・ジュニオールの決定機逸とエルチェの反撃精神、そしてキリアン・ムバッペのゴール・アシストという両面での貢献が試合の焦点となった。

マドリーは序盤から試合を支配しようとしたものの、開始2分という早い時間帯にビニシウス・ジュニオールが完全にフリーとなりながらも決定機を外すという痛恨のミスを犯した。それでも25分、エルチェのサンガレがフェデリコ・バルベルデへ不用意なファウルを犯したことで得たフリーキックの場面で転機が訪れる。アルダ・ギュレルのキックがポストを叩き、跳ね返りがGKディトゥロに当たってオウンゴールとなり、マドリーが先制に成功した。

33分にはムバッペが加点。ヤン・ディオマンデの右サイドからのクロスに合わせ、ディトゥロとの1対1をものにしてゴール左隅に沈めた。今季リーグ戦6試合で7ゴール目となる圧倒的な得点ペースだ。前半を2-0で折り返したマドリーは、後半は引いてカウンターを狙うスタイルに切り替えたが、ここからエルチェの反撃が始まる。

71分、途中出場のルーカス・セペダがバイラインを破ってクロスを送ると、アビエル・オソリオが見事なヘッドを叩き込んで1点差に。さらに83分にはオソリオのパスからフェル・ニーニョが左足でゴール隅を射抜き、同点に追いついた。完全にエルチェのペースとなったなか、アディショナルタイム1分にマドリーが一刺し。ムバッペが左サイドを突破してクロスを入れると、ベンチから送り出されたエスピがこれをゴールに押し込み、劇的な逆転勝利を収めた(ESPN)。

エスピは今節が今季2ゴール目。開幕節のエスパニョール戦でも途中出場でラストミニット弾を決めており、「勝負師」としての役割を今季すでに2度果たしている。


戦術的考察

Madrid
Madrid
Adam Jones, Ph.D. / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

今節の試合で最も興味深かったのは、マドリーが前半終了時点で2-0とリードを奪いながら、後半に守備的なスタンスへ切り替えたことが逆に苦境を招いたという構造だ。2点リードを持ちながら自陣に引いてカウンターを狙うという選択は、相手に押し込む時間を与えるリスクをはらむ。エルチェのような降格圏に沈むチームでも、プレッシャーをかけ続けることでスペースが生まれ、事実アディショナルタイム寸前まで引き分けに持ち込んでいる。

ムバッペはゴールとアシストの両方でチームを牽引したが、ビニシウス・ジュニオールが複数の決定機を無駄にしていることも見過ごせない。前半2分のシーンを含め、アタッカー陣の連携と決定力には安定感を欠く場面があった。一方でフリーキックの流れからオウンゴールを誘発するような「再現性のある崩しのパターン」を持っている点は評価できる。バルベルデへのファウルを引き出す形など、プレスの連動性は機能しつつある。

また、途中出場のエスピが今季すでに2試合で決勝点を決めているという事実は、ベンチ層の厚さというよりも「スーパーサブ戦略」として機能していることを示す。相手が疲弊したアディショナルタイムに走力と嗅覚を備えた選手を投入する采配は、ジョゼ・モウリーニョ監督の勝負師としての本領が出ている。


数字で読む

今節時点でのスタンディングを確認すると、マドリーは6試合で5勝0分1敗、勝ち点15。バルセロナと首位タイの状況だ。一方のエルチェは6試合すべてで勝利なし(0勝2分4敗)、勝ち点わずか2で最下位に沈んでいる。

ムバッペは今節のゴールで今季リーグ戦6試合7ゴールというペースを維持しており、開幕ダッシュは数字としても際立っている。エスピは今季2試合目の出場で2ゴール目、しかも両方がラストミニットの決勝点という驚異的なインパクトを残している。

守備面では、ティボー・クルトワが複数のシュートを防いだものの、71分と83分に立て続けに失点を許した。特に83分のシーンはオソリオに余裕を与えすぎており、集中力の欠如が露呈した場面だった。


編集部の見解

今節のマドリーは「勝ちはしたが、不安を残した」という表現がもっとも適切だ。2点差を同点に追いつかれてもエスピの一発で勝ち点3を手にできるというのは確かに強さの証明だが、それは同時に「綱渡りの勝利」でもある。前節のレアル・ベティス戦での敗戦から中断期間を挟み、チャンピオンズリーグではインテルを撃破し、ラジョ・バジェカーノに4-1と快勝した流れはあるが、エルチェ戦の後半の内容はリーグ制覇を目指すチームとして決して合格点ではない。

特に懸念すべきは、2点リードからの受け身のゲームプランだ。格上のバルセロナや他の上位クラブとの直接対決でこうした引き方を選択すれば、簡単に逆転を許す危険性がある。エスピという「隠し玉」が機能している今は問題ないが、この展開が続けば相手に研究されることも時間の問題だ。首位タイという立場を守り抜くためには、リードを奪った後の試合管理をより洗練させることが急務である。


今後の注目点

マドリーが首位バルセロナと勝ち点15で並ぶなか、今後の直接対決が最大の注目点となる。今節でムバッペは今季リーグ戦7ゴールというハイペースを維持しており、このまま得点ランクをリードし続けられるかどうかが個人的な焦点だ。また、2試合連続で決勝点を決めているエスピをスタメンで起用する選択肢が浮上してくる可能性もある。エスピが「スーパーサブ」から「主力」へと格上げされるかどうかも見どころのひとつだ。

一方、エルチェは6試合未勝利で最下位という深刻な状況に陥っており、このまま降格圏に留まるようであれば監督の去就問題が取り沙汰される可能性がある。今後の連戦でエスピやムバッペのような「試合を変えられる選手」をマドリーが複数擁しているという事実は、タイトル争いにおいて大きなアドバンテージとなるだろう。


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編集部 Editorial

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編集長 · 戦術担当