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プレミアリーグ全クラブのスタジアム収容人数ランキング:最大と最小の差は何人?

2026.08.28

プレミアリーグは世界でも有数の人気リーグだが、各クラブのホームスタジアムの規模には大きな格差がある。伝統的な大型スタジアムから、近年新設されたコンパクトなアリーナまで、その差は実に6万人以上にのぼる。クラブの歴史やビジネス規模を知るうえでも、スタジアム収容人数は重要な指標だ。本記事の情報は執筆時点のものであり、改修計画等により変動する場合がある。

プレミアリーグ参加クラブ スタジアム収容人数ランキング

以下は、2025-26シーズンのプレミアリーグ参加クラブのスタジアムを収容人数順に並べたランキングである。

| 順位 | クラブ | スタジアム | 収容人数 | 開場年 |

|——|——–|———–|———|——–|

| 1 | マンチェスター・ユナイテッド | オールド・トラッフォード | 74,244 | 1910 |

| 2 | トッテナム・ホットスパー | トッテナム・ホットスパー・スタジアム | 62,850 | 2019 |

| 3 | リバプール | アンフィールド | 61,276 | 1884 |

| 4 | マンチェスター・シティ | エティハド・スタジアム | 61,038 | 2002 |

| 5 | アーセナル | エミレーツ・スタジアム | 60,704 | 2006 |

| 6 | エバートン | ヒル・ディキンソン・スタジアム | 52,769 | 2025 |

| 7 | ニューカッスル・ユナイテッド | セント・ジェームズ・パーク | 52,719 | 1892 |

| 8 | サンダーランド | スタジアム・オブ・ライト | 48,095 | 1997 |

| 9 | アストン・ビラ | ヴィラ・パーク | 43,205 | 1897 |

| 10 | チェルシー | スタンフォード・ブリッジ | 40,044 | 1877 |

| 11 | リーズ・ユナイテッド | エランド・ロード | 37,645 | 1897 |

| 12 | コベントリー・シティ | コベントリー・ビルディング・ソサエティ・アリーナ | 32,609 | 2005 |

| 13 | ブライトン&ホーブ・アルビオン | ファルマー・スタジアム(アメックス) | 31,876 | 2011 |

| 14 | ウルバーハンプトン・ワンダラーズ | モリニュー | 31,750 | 1889 |

| 15 | イプスウィッチ・タウン | ポートマン・ロード | 29,813 | 1884 |

| 16 | フルアム | クレイヴン・コテージ | 27,782 | 1896 |

| 17 | ノッティンガム・フォレスト | シティ・グラウンド | 30,404 | 1898 |

| 18 | クリスタル・パレス | セルハースト・パーク | 25,194 | 1924 |

| 19 | ハル・シティ | MKMスタジアム | 25,586 | 2002 |

| 20 | AFC ボーンマス | ディーン・コート | 11,307 | 1910 |

| 21 | ブレントフォード | ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム | 17,250 | 2020 |

※ソースに掲載されているクラブのデータのみ記載。掲載データは2025-26シーズン対応のWikipediaによるもの。ウェスト・ハム・ユナイテッドはEFLチャンピオンシップに降格のため除外。


各スタジアムの注目ポイント

  • マンチェスター・ユナイテッド/オールド・トラッフォード(74,244人):イングランドのクラブ専用スタジアムとしては最大規模を誇り、1910年開場の歴史的な聖地。「シアター・オブ・ドリームズ」の愛称で知られ、プレミアリーグ随一のホームアドバンテージを生み出してきた。
  • トッテナム・ホットスパー/トッテナム・ホットスパー・スタジアム(62,850人):2019年に完成した最新鋭のスタジアムで、NFLの試合開催も可能な多目的設計が特徴。プレミアリーグのスタジアムとしては最も新しい大型施設のひとつである。
  • リバプール/アンフィールド(61,276人):1884年開場と長い歴史を持ち、近年の増築工事によって6万人超の収容を実現した。「ユー・ネバー・ウォーク・アローン」が響くコップスタンドの雰囲気は世界屈指とされる。
  • マンチェスター・シティ/エティハド・スタジアム(61,038人):2002年に開場し、もとは2002年コモンウェルスゲームズのメイン会場として建設された。現在も拡張計画が進行中で、さらなる収容人数増加が見込まれている。
  • アーセナル/エミレーツ・スタジアム(60,704人):2006年に旧ハイバリーから移転・開場し、首都ロンドンのクラブ専用スタジアムとして最大規模を誇る。女子チームのアーセナル・ウィメンも同スタジアムを使用している。
  • エバートン/ヒル・ディキンソン・スタジアム(52,769人):2025年に完成した最新のスタジアムで、ブラムリー=ムーア・ドックに建設された。旧スタジアムのグディソン・パークから半世紀以上ぶりに移転した、クラブにとって歴史的な新拠点である。
  • ニューカッスル・ユナイテッド/セント・ジェームズ・パーク(52,719人):1892年開場の伝統的なスタジアムで、収容人数はイングランド北東部最大。熱狂的なサポーターで埋め尽くされるマグパイズのホームゲームは、プレミアリーグでも特別な雰囲気として知られる。
  • サンダーランド/スタジアム・オブ・ライト(48,095人):1997年に開場し、北東イングランドを代表する大型スタジアムのひとつ。48,000人超の収容規模を持つが、サンダーランドがプレミアリーグ参加クラブとして昇格してきたことで、その潜在力が改めて注目されている。
  • アストン・ビラ/ヴィラ・パーク(43,205人):1897年開場の歴史あるスタジアムで、イングランド代表戦や各種カップ戦のサブ会場としても使われてきた。女子チームのアストン・ビラ・ウィメンも同所を本拠地とする。
  • チェルシー/スタンフォード・ブリッジ(40,044人):1877年開場という長い歴史を持つ一方、収容人数は4万人にとどまり、上位クラブと比較すると規模の差が際立つ。新スタジアム建設計画が長年議論されているが、実現には至っていない。
  • ブレントフォード/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム(17,250人):2020年に完成した比較的新しいスタジアムで、ロンドン西部のコンパクトな施設が特徴。プレミアリーグ参加クラブとして、ブレントフォードの近年の躍進を象徴する新拠点である。
  • AFC ボーンマス/ディーン・コート(11,307人):プレミアリーグ参加クラブの中では最小規模のスタジアム。アウェイチームへの座席割り当てが極めて限られるため、チケット入手が難しいことで有名な会場のひとつだ。

編集部の見解

今回のランキングで最も目を引くのは、首位のオールド・トラッフォード(74,244人)と最下位のディーン・コート(11,307人)の差が実に62,937人にも及ぶという点だ。同じトップリーグに所属しながら、これほどのスタジアム格差が存在するのは世界的にも珍しい。

また、収容人数トップ5はすべて6万人超の大型スタジアムが占める一方、ブレントフォードやボーンマスのような「小規模スタジアムの成功クラブ」が台頭してきたことは、プレミアリーグの多様性を示すうえで興味深い。

注目すべきは2025年に完成したエバートンの新スタジアム「ヒル・ディキンソン・スタジアム」(52,769人)だ。長年グディソン・パークを本拠地としてきたクラブが大型の新施設に移転したことで、収容人数が大幅に増加し、クラブの収益力向上が期待されている。

さらに、ニューカッスルのセント・ジェームズ・パーク(52,719人)とエバートンの新スタジアム(52,769人)がわずか50人差という接近した数字であることも興味深い。スタジアムの規模は単なる数字ではなく、クラブの収益、ファン体験、そして将来の投資計画にも直結する重要な要素であり、改修・新設計画は今後もプレミアリーグの話題の中心であり続けるだろう。


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編集長 · 戦術担当