2026年FIFAワールドカップ決勝において、マンチェスター・ユナイテッドのDFリサンドロ・マルティネスがアルゼンチン代表として出場中に負傷を強いられたと報じられた。同大会ではアルゼンチンがスペインと激突し、1-0で敗れて準優勝に終わった。シーズン開幕を控えるマンチェスター・ユナイテッドにとって、主力センターバックの状態が最大の懸念事項として浮上している。
リサンドロ・マルティネスのW杯最終戦と負傷

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状況: アルゼンチン代表のDFリサンドロ・マルティネスが、7月19日(現地時間)に行われたW杯決勝・対スペイン戦(1-0の敗北)中に負傷を負い、ピッチを退場した。ESPNの報道によれば、同大会でクリスティアン・ロメロも負傷していたとされ、アルゼンチンはディフェンスラインのダメージを抱えたまま大会を終えた。
W杯での直近5試合の記録(ソース: ESPN):
| 日付 | 対戦相手 | 大会 | 結果 | 出場 |
|——|———|——|——|——|
| 7/19 | @スペイン | W杯 | L 1-0 | 先発 |
| 7/15 | @イングランド | W杯 | W 2-1 | 先発 |
| 7/12 | vsスイス | W杯 | W 3-1 | 先発 |
| 7/7 | vsエジプト | W杯 | W 3-2 | 先発 |
| 7/3 | vsカーボベルデ | W杯 | W 3-2 | 先発 |
決勝まで継続して先発フル起用されていただけに、決勝での負傷離脱はダメージが大きい。ソースによればロメロもこの大会で負傷を抱えていたとされ、アルゼンチンのディフェンス陣は過酷な重圧を受けたシーズンを過ごしたことになる。
マルティネスの最新のESPNプロフィールによれば、背番号6番として2026-27シーズンのプレミアリーグ出場はまだ0試合。マンチェスター・ユナイテッドの次戦はハル・シティとの開幕戦(8月22日)が予定されており、この試合への間に合わせが大きな焦点となる。(ESPN)
マルティネスのプロフィールと経歴
ESPNが公開するプロフィールによると、リサンドロ・マルティネスは1998年1月18日生まれの28歳(アルゼンチン国籍)。身長175cm・体重78kgのセンターバックで、マンチェスター・ユナイテッドでは4シーズンを過ごしてきた。キャリア歴はアルゼンチン代表(6シーズン)、マンチェスター・ユナイテッド(4シーズン)、アヤックス・アムステルダム(3シーズン)、デフェンサ・イ・フスティシア(3シーズン)、アルゼンチンU20(1シーズン)、ニューウェルズ・オールドボーイズ(1シーズン)と、南米からヨーロッパへの正統なステップアップを歩んできた。(ESPN)
戦術的考察
マルティネスが2026-27シーズン序盤に欠場を余儀なくされた場合、マイケル・カリック監督率いるマンチェスター・ユナイテッドのディフェンスラインは再編を迫られる。ESPNのスクワッドリストを見ると、現状のセンターバック候補としてはハリー・マグワイア、マティス・デリフト、レニー・ヨロ、ジョニー・エバンスらが名を連ねる。
戦術的に見て、マルティネスは単なる守備者ではなく、ビルドアップにおいて左センターバックとして縦パスのスイッチ役を担う。身長5フィート9インチ(約175cm)と現代のCBとしては決して大柄ではないが、そのアグレッシブな対人守備と前線へのプレス連携が、カリック体制のプレッシングスタイルにとって不可欠な要素だ。マグワイアやデリフトがピンチヒッターとして機能できるか否かは、開幕連戦の失点数が明確な答えを示すだろう。
また、今大会のW杯でマルティネスは先発フル起用が続いており、コンディション面でもシーズン前の十分な回復期間が確保できないリスクがある。仮に8月22日のハル・シティ戦に間に合ったとしても、万全の状態かどうかは別問題だ。カリック監督は開幕直後の起用法について慎重な判断を迫られることになる。
数字で読む
ESPNのデータによると、マルティネスは今回のW杯で先発5試合に出場。決勝の対スペイン戦では1ファウルを受け、1イエローカードを記録している。準決勝の対イングランド戦(W 2-1)でも同様に先発し、1ファウルを受け1イエローカードを計上。準々決勝のスイス戦(W 3-1)では2本のシュート(うち1本が枠内)、ファウル受け2回と攻守にわたって存在感を示した。
これらのスタッツが示すのは、マルティネスが守備だけでなくセットプレー時のビルドアップ参加においても積極的にプレーしていたという事実だ。グループステージから決勝まで先発出場を続けた事実は、アルゼンチン代表における不可欠な地位を証明しているが、一方でW杯という消耗度の高い大会を最後まで走り続けたことによる疲労・負傷リスクが現実として目の前に立ちはだかる。
2026-27プレミアリーグのマルティネス個人スタッツはまだ0試合・0ゴール・0アシストであり、今後の出場可否が今季のユナイテッド守備評価の最初の試金石となる。
編集部の見解
W杯決勝での負傷は、マルティネスにとっても、そしてマンチェスター・ユナイテッドにとっても痛すぎるタイミングだ。プレミアリーグ開幕は8月22日と目前に迫っており、回復のための猶予は実質1ヶ月しかない。カリック監督がいかに優秀であっても、チームの核となるセンターバックが万全でない状態での開幕は、守備組織の安定に直接影響を与える。
問題はマルティネスだけではない。同じくW杯でロメロも負傷したと報じられており、アルゼンチン代表の守備ラインを担った選手たちが一斉にクラブに戻ってくる夏という状況は、プレミアリーグ各クラブにとって共通の頭痛の種だが、ユナイテッドにとっては特に深刻だ。
マルティネスが早期に全力復帰できるかどうかは、2026-27シーズンのユナイテッドの守備の出来を大きく左右する。もし序盤に欠場が続けば、デリフトとヨロのパートナーシップを軸にした守備ラインを試すことになるが、両者の連携成熟度にはまだ未知数の部分が多い。カリック体制が本格的に機能するためにも、マルティネスの早期復帰は絶対条件だ。
今後の注目点
まず最大の焦点は、マルティネスが8月22日のハル・シティとのプレミアリーグ開幕戦に間に合うかどうかだ。負傷の詳細な程度はソース上では明らかになっていないが、決勝でピッチを後にした事実は軽傷ではないことを示唆している。クラブによる公式な負傷状況の発表が待たれる。
次に、マルティネスが欠場する場合、カリック監督がどのバックラインを選択するかも注目点だ。ESPNのスクワッドリストに名を連ねるマグワイア、デリフト、ヨロ、エバンスの中から誰がマルティネスの穴を埋めるのか、その人選と戦術的適応が開幕直後の守備安定度を決定づける。
さらに中長期的な視点では、W杯後の過密日程への適応という課題がある。ユナイテッドはハル・シティ戦から始まるプレミアリーグシーズンをどう乗り切るか。マルティネスの状態管理は今季前半のチームパフォーマンスに直結する最重要事項として、引き続き追跡すべきだ。
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