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ノッティンガム・フォレストがドドゥ獲得に向けフィオレンティーナへ接触——右サイドバック争奪戦に注目

2026.08.22

プレミアリーグ開幕直後の移籍市場で、ノッティンガム・フォレストが新たな補強ターゲットへの動きを加速させている。イタリアの移籍情報の権威、ジャンルカ・ディ・マルツィオが報じたのは、フォレストがACFフィオレンティーナに所属するブラジル人右サイドバック、ドドゥ(27歳)の獲得を目指してフィオレンティーナに接触したというニュースだ。直近数時間でアプローチが強まっているとされ、今夏の移籍期限が迫る中でヴィトール・ペレイラ監督のチームが右サイド強化に本腰を入れていることが明確になった。

ノッティンガム・フォレスト:ドドゥ獲得への動き

Gianluca
Gianluca
TheSportsDB / Gianluca Gaudino

見どころ: フォレストがドドゥ獲得に向けてフィオレンティーナへの接触を強めているという報道が浮上した。移籍期限まで残り日数が限られる中、交渉がどこまで進展するかが焦点となる。

注目の対決: フォレストはドドゥ獲得に向けて複数のライバルクラブとの競争も念頭に置きつつ、フィオレンティーナとの交渉を進めているとみられる。

ジャンルカ・ディ・マルツィオの報告によれば、ノッティンガム・フォレストはフィオレンティーナに在籍するブラジル人右サイドバック、ドドゥ(27)に関して、近時間でアプローチを強化している。BBCスポーツも「Nottingham Forest have made contact with Fiorentina over a move for Brazilian right-back Dodo, 27」と報じており、接触の事実はイタリアと英国双方のメディアで確認されている。(BBC Sport)

Transfermarktのフォレスト移籍噂リストでも、ドドゥは直近の情報(8月19日付)として記録されており、同サイトの移籍可能性評価は74%と高水準にある。右サイドバックのポジションでこれほど明確な数字が並ぶ噂案件は珍しく、交渉の具体性をうかがわせる。(Transfermarkt)

現時点で「合意」「移籍決定」といった確定的な情報はなく、あくまでフォレストが接触・アプローチを強めている段階と位置づけるべきだ。

フォレストの26/27シーズン補強動向

Marzio
Marzio
Stefano Delfrate / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

Transfermarktが示すフォレストの今シーズン補強データによれば、これまでの入団選手の移籍金合計は6000万ユーロに達し、スポーティングCPからDFウスマン・ジオマンデ(6000万ユーロなど)を含む複数の選手を迎え入れている。クラブの移籍収支は現時点で+9650万ユーロのプラスを記録しており、資金面での余力がある状態だ。(Transfermarkt)

右サイドバックの噂案件としては、ドドゥのほかにもフェイエノールトのGivairo Read(マーケットバリュー2500万ユーロ)やラジョ・バジェカーノのAndrei Rațiu(1800万ユーロ)の名前が挙がっているが、いずれも現時点で確度は未定とされている。ドドゥがTransfermarktの評価で74%と他を大きく引き離しており、フォレストのファーストチョイスであることは疑いない。

戦術的考察

ヴィトール・ペレイラ監督が率いるノッティンガム・フォレストにとって、右サイドバックは戦術の核心に関わるポジションだ。近代的なプレミアリーグのチームにおいて右サイドバックには単純な守備能力だけでなく、攻撃時のオーバーラップ、インバートしてのハーフスペース活用、あるいはウィングとのコンビネーションによる崩しなど多様な役割が求められる。

ドドゥがフィオレンティーナで見せてきたプレースタイルは、積極的な攻撃参加と高いクロス精度が特徴とされており、ペレイラ監督が志向するアグレッシブな縦への推進力を重視するサッカーとの親和性は高い。右ウィングやシャドーとの関係性において、外から崩す形を作れる右サイドバックは、フォレストが目指す攻撃的なプレーモデルにとって不可欠なピースだ。

また、フォレストはTransfermarktのデータで右サイドバック候補を複数リストアップしている事実が示す通り、ポジション的優先度を明確に設定している。Read(20歳)やRațiu(28歳)といった他候補と比較しても、27歳のドドゥは即戦力として申し分ない年齢であり、経験とピーク期の能力を兼ね備えている点でフォレストのニーズに最も合致する。チームがすでに1億ユーロ規模の補強投資を行った中でも、右サイドバックという特定ポジションへの執着が示す戦略の明確さは評価できる。

数字で読む

  • ドドゥの市場価値:Transfermarkt算定で1600万ユーロ
  • フォレストの移籍噂リストにおける可能性評価:74%(最新情報日付:8月19日)
  • フォレストの26/27シーズン移籍収支:+9650万ユーロ(黒字)
  • 今シーズンの入団選手移籍金合計:6000万ユーロ
  • クラブの総市場価値:5億5080万ユーロ
  • スカッドの平均年齢:26.0歳(スカッドサイズ28名)
  • 右サイドバックの他候補市場価値:Read 2500万ユーロ、Rațiu 1800万ユーロ

1600万ユーロという市場価値は、他の右サイドバック候補と比較して相対的に低く設定されているが、これはフィオレンティーナとの交渉における値下げの余地が少ない可能性も示唆する。ただし実際の移籍金は市場価値を上回ることが一般的であり、フォレストが財政的に余裕のある状況を踏まえれば、交渉の障壁は金額よりもフィオレンティーナの放出意思にあるとみるべきだ。

編集部の見解

フォレストによるドドゥへの接触は、単なる移籍市場での候補リスト探索ではなく、明確な意図を持った交渉の開始だ。Transfermarktが74%という高い可能性評価を付けていること、そしてディ・マルツィオという信頼性の高いイタリア人ジャーナリストが「接触強化」を報じていることを総合すれば、この話は急速に進展する可能性が高い。

ヴィトール・ペレイラ監督がフォレストで構築しようとしているチームに、右サイドバックというポジションが緊急課題として浮上しているのは明白だ。プレミアリーグ開幕後に補強が動くのは珍しいことではないが、今回のように具体的な選手名と高い確度の報道が重なるケースは、取引成立まで距離が近いサインと読むべきだ。

フォレストはプレミアリーグのテーブルで現在17位に位置しており(Transfermarktデータ)、昨シーズンからの躍進を維持するためにも即戦力補強は急務だ。1600万ユーロという市場価値のドドゥは、コストパフォーマンスの観点でも合理的なターゲットであり、クラブの財政状況を考えれば支払い能力は問題ない。残る鍵はフィオレンティーナが冬の選手放出に応じるかどうかだが、フォレストは今すぐ決断を迫る圧力をかけ続けるべきだ。

今後の注目点

夏の移籍期限が迫る中、ノッティンガム・フォレストとフィオレンティーナの交渉が本格化するかどうかが最大の焦点だ。ディ・マルツィオが「接触が強まっている」と報じたタイミングが8月21日であることを考えると、今後数日以内に話が大きく動く可能性がある。

注目すべき具体的なポイントは3つある。第一に、フィオレンティーナがドドゥの放出に応じるか否かという問題だ。イタリアのクラブが夏の移籍期限直前に主力を手放すケースは限られており、フィオレンティーナ側の姿勢が最大の変数となる。第二に、他クラブからのオファーが競争を激化させるかどうか。現時点ではフォレストが最も積極的とされるが、他のプレミアリーグクラブや欧州クラブがドドゥに関心を示せば競争が起こりうる。第三に、フォレストが右サイドバックの第二候補(ReadやRațiuなど)との交渉も同時並行で進めているかどうかだ。ドドゥが不成立に終わった場合の次の一手も、今後数日の動きを見極める上で重要な判断軸となる。移籍期限当日まで目を離さない必要がある。


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編集長 · 戦術担当