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プレミアリーグ優勝回数クラブ別ランキング2026年最新版:リバプール・マンUが20回で並ぶ

2026.08.08

2025-26シーズンにアーセナルが悲願の優勝を飾ったことで、プレミアリーグの優勝回数ランキングに動きが生じた。今こそ、イングランド最高峰のリーグにおける「栄光の系譜」を振り返る絶好の機会だ。リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが20回で並ぶ史上最多争いを筆頭に、マンチェスター・シティの急成長、そしてアーセナルの復権まで——各クラブの優勝回数が持つ意味を深く掘り下げる。

プレミアリーグ優勝回数ランキング(2025-26シーズン終了時点)

見どころ: アーセナルが2025-26シーズンに優勝し、通算14回に到達。長年トップ3の一角を占めながらもプレミアリーグ制覇から遠ざかっていたグーナーズが、ついにその数字を更新した。

Transfermarktのデータによると、2025-26シーズン終了時点でのプレミアリーグ優勝回数(イングランドトップリーグ全体)ランキングは以下の通りだ。(Transfermarkt)

| 順位 | クラブ | 優勝回数 |

|——|——–|———|

| 1 | リバプール | 20 |

| 1 | マンチェスター・ユナイテッド | 20 |

| 3 | アーセナル | 14 |

| 4 | マンチェスター・シティ | 10 |

| 5 | エバートン | 9 |

| 6 | アストン・ビラ | 7 |

| 7 | チェルシー | 6 |

| 7 | サンダーランド | 6 |

| 9 | シェフィールド・ウェンズデー | 4 |

| 9 | ニューカッスル | 4 |

| 11 | ブラックバーン・ローバーズ | 3 |

| 11 | リーズ・ユナイテッド | 3 |

| 11 | ウォルバーハンプトン | 3 |

| 11 | ハダースフィールド・タウン | 3 |

| 15 | トッテナム | 2 |

| 15 | ダービー・カウンティ | 2 |

| 15 | バーンリー | 2 |

| 15 | ポーツマス | 2 |

| 15 | プレストン・ノース・エンド | 2 |

1回優勝のクラブには、レスター・シティ、ノッティンガム・フォレスト、イプスウィッチ・タウン、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、シェフィールド・ユナイテッドが名を連ねる。

直近10シーズンの優勝クラブ推移

Marca・Transfermarktのデータを統合すると、現代プレミアリーグの覇権争いが実質的に少数クラブに集中していることが浮き彫りになる。(Marca)(Transfermarkt)

| シーズン | 優勝クラブ | 準優勝クラブ |

|———|———–|————|

| 2025-26 | アーセナル(ミケル・アルテタ監督) | マンチェスター・シティ |

| 2024-25 | リバプール(アルネ・スロット監督) | アーセナル |

| 2023-24 | マンチェスター・シティ | アーセナル |

| 2022-23 | マンチェスター・シティ | アーセナル |

| 2021-22 | マンチェスター・シティ | リバプール |

| 2020-21 | マンチェスター・シティ | マンチェスター・ユナイテッド |

| 2019-20 | リバプール | マンチェスター・シティ |

| 2018-19 | マンチェスター・シティ | リバプール |

| 2017-18 | マンチェスター・シティ | マンチェスター・ユナイテッド |

| 2016-17 | チェルシー | トッテナム |

直近10シーズンだけを見ると、マンチェスター・シティが6回、リバプールが2回、アーセナルとチェルシーが各1回。シティの圧倒的な支配が一目瞭然だ。しかし2025-26シーズンにアーセナルがシティを準優勝に退けたことで、「シティ時代の終焉」という議論が現実味を帯びてきた。

BBCスポーツが指摘する通り、アーセナルはここ数年にわたって「ボトラー(あと一歩で逃す)」のレッテルを貼られてきた。2023-24シーズンには最終盤まで優勝争いを演じながらも逃し、「インヴィンシブルズ以来最高ポイント数」を記録しながら報われなかった。(BBC Sport) それだけに、2025-26シーズンの優勝はミケル・アルテタ監督にとってもクラブにとっても歴史的な意味を持つ。

注目トピック:アーセナルの復権とシティの後退

注目の対決: 直近3シーズン連続でアーセナルが準優勝に甘んじてきた構図は、2025-26シーズンで完全に逆転した。マンチェスター・シティが準優勝に沈んだことは、シティ黄金期の終幕を象徴する。

90minの記事が振り返るように、2023-24シーズンはアーセナルが「最後の18試合で16勝」という驚異的な追い上げを見せながら、最終的にシティに敗れた激戦だった。(90min.com) そのシーズンにシティが「4連覇」を達成したことは、プレミアリーグ史上空前の偉業だった。

だが今や風向きは変わった。2025-26シーズン、ミケル・アルテタが率いるアーセナルがその壁をついに突き破り、通算14回目の優勝を飾った。現在の監督体制でこの快挙を成し遂げたことは、クラブの再建が完成形に近づいたことを示すものだ。

戦術的考察

プレミアリーグ優勝回数ランキングを戦術的な観点から読み解くと、「システムの哲学」と「継続性」が覇権を左右してきたことがわかる。

マンチェスター・ユナイテッドの20回という数字は、サー・アレックス・ファーガソン時代の圧倒的な支配によるものだ。プレッシングとカウンター、状況に応じたシステムの柔軟な変更を軸に、27年間という長期政権で築き上げた不朽の記録である。ファーガソン退任後のユナイテッドがプレミアリーグを制していないことは、いかに監督の哲学と継続性が重要かを逆説的に証明している。

一方、マンチェスター・シティの10回という数字はペップ・グアルディオラのポゼッション・プレスと高度なポジショナルサッカーによって積み上げられたものだ。特に2017-18シーズン以降の7シーズンで6回制覇という集中ぶりは、一人の監督がもたらし得る支配力の最高到達点といえる。

アーセナルの14回という数字は、アルテタ体制で再び動き出した。高強度プレス、縦に速い攻撃、そして組織的な守備ブロックを組み合わせたアルテタのスタイルは、「4-3-3」を基本に据えながらも試合状況に応じてデクラン・ライスをアンカー気味に使うことで守備の安定と攻撃への推進力を両立している。2023-24シーズンの「18試合16勝」という驚異的な後半戦の数字がその完成度を物語っており、2025-26シーズンにはその課題だった「終盤の安定感」を克服したと判断できる。

リバプールの20回という数字も、クロップ体制の「ゲーゲンプレッシング」によって2019-20シーズンに30年ぶりのリーグ制覇を達成し、2024-25シーズンにはアルネ・スロット監督のもとでさらに積み上げたものだ。スロットの戦術は4-3-3をベースに据えながら、クロップ時代の激しいプレスを洗練させた形として高く評価されている。

数字で読む

ソースのデータから読み取れる数字を整理すると、現代プレミアリーグの構造が明確に見えてくる。

優勝回数トップ4の全プレミアリーグ時代の通算成績(Transfermarkt)

| クラブ | 試合数 | 勝利 | 引分 | 敗北 | 得失点差 | 勝ち点 |

|——–|——–|——|——|——|———|——–|

| マンチェスター・ユナイテッド | 1,304 | 775 | 289 | 240 | +1,142 | 2,614 |

| アーセナル | 1,304 | 719 | 316 | 269 | +1,055 | 2,473 |

| リバプール | 1,304 | 694 | 320 | 290 | +1,002 | 2,402 |

| チェルシー | 1,304 | 681 | 323 | 300 | +880 | 2,366 |

| トッテナム | 1,304 | 561 | 309 | 434 | +317 | 1,992 |

この数字で際立つのはマンチェスター・ユナイテッドの圧倒的な通算勝利数(775勝)と勝ち点(2,614)だ。しかし優勝回数では20回を最後に止まっており、ファーガソン後遺症の深さが数字にも表れている。

また、マンチェスター・シティはこの全プレミアリーグ通算成績ランキングでトップ5に入っていないことも注目に値する。シティが本格的な強豪として台頭したのが比較的最近のことであり、「通算では実績が少ないが直近での支配力は圧倒的」というプロフィールが浮かび上がる。優勝10回という数字の大半が2011-12シーズン以降に集中しているはずだ。

さらに、直近10シーズンの優勝クラブを見ると6クラブしか出現しておらず、アーセナルがその中に加わったことでリーグのパワーバランスが3強体制(シティ・リバプール・アーセナル)へと収れんしていることがわかる。

編集部の見解

アーセナルの2025-26シーズン優勝は、プレミアリーグ史の転換点だ。これはシティ黄金期の終わりと、アルテタ政権の完成を同時に告げる出来事である。

重要なのは数字の重みだ。アーセナルが通算14回に乗せたことで、「マンU・リバプールの20回」との差は依然6回あるが、その差を縮める現実的な立場にある唯一のクラブとして浮上した。シティは10回で止まっており、グアルディオラ監督体制が今後どれだけ続くかが不明確な状況では、次の優勝がいつになるか予断を許さない。

マンチェスター・ユナイテッドはマイケル・キャリック監督体制のもと再建中だが、プレミアリーグ制覇20回というリバプールとの並列状態を打破し単独トップに立つには、まず安定した上位争いへの復帰が先決だ。現状ではその道のりは険しい。

リバプールのアンドニ・アンドニ・イラオラ監督体制は2025-26シーズン、アーセナルの後塵を拝したが、前シーズン(2024-25)の優勝クラブとして依然として最強格のひとつだ。「20回」という記録を単独で抜かれないためにも、来シーズンのリバプールの巻き返しは必至だろう。

結論として、プレミアリーグは今まさに「アーセナルの時代」が幕を開けた可能性が高い。少なくとも今後3〜5シーズン、アルテタのアーセナルはシティ・リバプールと三つ巴の状態を維持しながら優勝回数を積み上げていく筆頭候補だ。

今後の注目点

2026-27シーズンの覇権争いに向けて、注目すべき焦点は3つある。

第一に、アーセナルは連覇に挑む。ミケル・アルテタ監督が率いるグーナーズが2025-26シーズンに手にした優勝は、クラブに自信と勢いをもたらした。連覇を達成できれば通算15回となり、単独3位としての地位をより確固たるものにする。

第二に、リバプールのアンドニ・イラオラ体制の真価が問われる。2024-25シーズンに優勝をもたらしたアルネ・スロット前監督からバトンを受け取った新指揮官が、チームの競争力を維持できるかどうか。リバプールが失った「20回」の単独記録をマンUに奪われないためにも、来シーズンの上位争いは最低条件だ。

第三に、マンチェスター・シティとチェルシーの動向だ。シティは11回目を狙うが、指揮官体制や選手層の変化次第では苦戦も予想される。一方、ハビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督を招聘したチェルシーが7回目の優勝に向けてどこまで本気の挑戦ができるかも、来シーズンのプレミアリーグを複雑にする要素だ。

2026-27シーズン開幕は2026年8月中旬に予定されており、各クラブの補強動向と合わせて注目したい。


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編集長 · 戦術担当